南蔵王縦走
東北女性交流集会で南蔵王を縦走しました


・・・2009/7/4・5
 今年初めて企画された東北地区女性交流集会に参加してきました。岩手からは盛岡山友会4人、アウトドア7人、生協山の会2人が参加。他は青森・宮城、遠くは千葉からも参加があり、交流集会には総勢44人の参加になりました。平井さん運転のレンタカー(10人乗りワゴン)でコープ介護センターを8:50出発。遠刈田温泉「ゆと森倶楽部」に12:20到着しました。
 集会では13:00から宮城県連小山さんの報告がありました。宮城県連で3年前からボランティアで、南蔵王の高層湿原・芝草平の植生回復の活動を続けている様子をスライドを交えて説明されました。「明日の山行はその様子も気にかけながら歩いてみてください」と…。その後、昨年東日本交流集会でもお招きした石田良恵先生のセミナー「事故や遭難を防ぎ、登り続けるための体づくり」を2時間。昨年同様、67歳とは思えない、タフでユーモアのあるお話で、あっという間に過ぎ、休憩後は体をストレッチしたり、家でもできる筋トレや体力測定で片足立ち2分などやりました。石田先生は昨年の交流集会ですっかり山の魅力にとりつかれ、労山の会に入会したそうです。三浦陽一郎さんの訓練施設で高山病対策をし、富士山に登ってきたそうです。翌日は全国連盟の藤元さんたちと、熊野岳コースを登られました。
 ホテルの食事は野菜中心のバイキングで、体に優しいメニューで皆さんとても喜んでいました。夕食の後は2時間ほど交流会でした。芸達者の方々の踊りやオカリナ演奏(アウトドア高橋さん)があり、さらに青森・宮城・岩手の方言バトルが始まりました。わが岩手のアウトドア高橋さんの独演会となり、石田先生も「何を言っているのか全く解らないけど面白―い」と拍手喝采。皆さん笑いの渦でした。
 翌日の交流山行は、雨がぱらついたり、青空が見え隠れしたりと変わりやすい天候でしたが、視界は良好で縦走路を振り返りながら展望を楽しむことができました。何回か挑戦した蔵王はやっと天候に恵まれ、お花の山でした。縦走コースは38名の参加で3班に分かれ、私たち2班は宮城の「AWC4628(アルペン・ウォーキング・クラブ・よろずや)」メンバーのご夫婦がついてくださいました。
 8:35にエコーライン脇の刈田峠の案内板前で記念撮影し出発しました。歩き始めて50mほど下り、前山~杉が峰(1745m)9:30~お花畑の芝草平では木道奥のベンチで休憩しました。チングルマ・ワタスゲが風に揺れていました。屏風岳(1817m)に10:40到着。不忘山への道がはっきり見えています。ここからが花のオンパレード!。一番は、タカネバラの美しさでした。不忘山への登りに大きな株が群生して迎えてくれました。コバノイチヤクソウ、ハクサンチドリ、ハクサンシャクナゲ、ウラジロヨウラク、花が群がって重たそうに下がっているサラサドウダンなど、種類と数の多さに歓声が上がりました。頂上直下でキバナノカワラマツバ(宮城の方はキバナカラマツと教えてくれました)という初めての花に出会いました。
 不忘山頂(1705m)には12:30着、休憩後12:45下山開始しました。不忘の碑を過ぎたころから道がぬかるみ、足をとられて歩きにくく大変な下山となりました。遅くまで雪が残っていたのか湿地に咲くとばかり思っていたトキソウが登山道の両側に群生していました。こんなに沢山のトキソウに会うのは初めてでした。キンコウカも咲き始めていました。
 コースタイムを少しオーバーしましたが、14:45白石蔵王スキー場に全員無事下山し、送迎バスで戻ったホテルのお風呂で汗を流し、岐路に着きました。沢山の花に出会ったすばらしい山行でした。宮城県連の皆さんありがとうございました。

1日目は交流集会

登山口の刈田峠

ハクサンチドリ

マルバシモツケ

ハクサンシャクナゲ

杉ケ峰

チングルマと美女たち

ウラジロヨウラク

ワタスゲ

屏風岳山頂

サラサドウダン

タカネバラ

キバナカラマツ

不忘山頂


トップページへ2009年の山行記録へ戻る